手術は月曜日。
その病院では土曜日が入院日と決まっていて、私は少し早めの入院でした。
初めての入院は大部屋。
6人部屋と聞いていたけれど、実際に使われていたのは3人だけの、思っていたより静かな空間でした。
カーテン越しに人の気配はあるけれど、不思議と落ち着いていて。
それでもベッドに座った瞬間、
「いよいよなんだな」と、現実がゆっくり近づいてくる感覚がありました。
手術までまだ2日ある。
時間がある分、安心と不安がゆっくり混ざり合うような、なんとも言えない気持ちで過ごしていました。
夜、消灯後の病室は想像以上に静かで。
家とは違う天井を見つめながら、これからのことをぼんやり考えていたのを覚えています。
怖い気持ちも、もちろんありました。
でも同時に、
「ここまで来たんだから、ちゃんと向き合おう」
そんな小さな覚悟も、心の中に芽生えていました。